胸部の疾患
画像診断で発見した、胸部の疾患の事例を紹介します。
肺癌
機器 | CT |
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造影剤 | ナシ |
- [ CT胸部 診断情報提供書 ]
所見
胸部CT:
左上葉S1+2区域に、直径約25mm大の充実性の結節性病変が認められ、辺縁不整であり、石灰化を伴わず、原発性の肺癌と考える。胸膜面には接していない。肺内にその他結節性病変を指摘できない。
左肺門部や、縦隔内に短径10mmを超えるリンパ節の腫大はなく、大きさのクライテリアからは、明らかなリンパ節転移の所見はない。しかし、ボタロー管周囲や気管の前方に数mm大の円形のリンパ節が認められ、大動脈弓前面にもいくつか見られる。
背景の肺野には軽度の肺気腫の所見があり、また呼吸細気管支炎と思われるましょうの非常に淡い小さな結節性病変を伴っており、喫煙の影響が示唆される。
描出される範囲の上腹部臓器に転移の所見を認めない。
診断
左上葉の原発性肺癌(T1)
縦隔内(左側主体)の10mm以下のリンパ節腫大
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