CT検査等の画像診断 依頼,健診会 東京メディカルクリニック

CT検査について

CT検査について

CT検査(コンピュータ断層診断装置)

CT検査(コンピュータ断層診断装置)

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
最大のメリットは、レントゲンでは描出が難しい画像を短時間で広範囲にわたり描出することが可能です。
特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。
主な検査の流れとしては、検査台を円筒状の装置の中に進めて、X線を照射します。X線を発するX線管球と透過したX線を受ける検出器を回転させながら撮影をします。
撮影後、検出器が受け取ったX線をコンピュータで処理し、体の輪切り像や三次元画像を作ります。


使用機器

  • GE社製
  • 128スライス Discovery CT750 HD
  • 胸部から骨盤部までの範囲なら5~10秒程度の呼吸停止で撮影できるため、長い息止めの難しい高齢者の方への撮影にも優れています。
    また心臓の血管のように短時間で撮影が必要な部位も検査が可能です。スクリーニング検査から大学病院並みの精密検査まであらゆる検査を行うことができるCT装置です。


    CT検査の注意事項

    ・検査内容によってお着替えなど準備が必要です。また食事制限などが必要になる場合があります。

    ・CT検査はX線を使用しているため、放射線被ばくを避けることはできません。
    検査時の患者様への放射線の利用は、病気を発見するというメリットの方が被ばく等のリスクよりも十分に大きい時のみに行われています。


    MRIとの比較

  • ○ X線の吸収差で画像を構築している。
  • ○ 短時間で広範囲の撮影が可能。
  • ○ 空間分解能に優れている(高解像度)。
  • ○ 後処理で画像の再構築が可能。
  • ○ 検査時間が短い。
  • ○ 体内金属による検査の制限が少ない。
  • ○ 検査中の音が静か。
  • ✕ 医療被ばくがある。(医療被ばくについてはこちら)
  • ✕ 組織間のコントラストが劣る。
  • ✕ 対象臓器・病気によっては、造影剤の使用が必須なことがある。
  • MRIとCTの使い分けは、検査部位や病気により異なります。
    部位・病気による画像検査のファーストチョイス

    胸部CT
    【胸部CT】
    胸部MRI
    【胸部MRI】

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